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| テクニカル分析のおさらい・移動平均 |
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2006-06-21 18:56:31 | カテゴリ【おらさい・従来のテクニカル分析】
今回から数回に渡りテクニカル指数のおさらいをしたいと思います。おさらいをした上で従来のテクニカル指数の問題点を分析したいと思います。今回はお馴染みの「移動平均」についておさらいをしたいと思います。
テクニカル派・ファンダメンタル派を問わず、株価のローソクチャートを見ない人はいないでしょう。ローソクチャートを眺めると、直感的に相場のトレンドをつかむ事が出来ます。ただし、その精度は個人差があります。ギザギザのローソクチャートを平らにして、簡単にトレンドを確かめる事が出来ないかと、誰もがそう思う事でしょう。そんな時に役立つのが「移動平均」です。「5日移動平均」「25日移動平均」「75日移動平均」と言う様に、計算に含める期間(計算日数)を決めて「移動平均」を計算します。「移動平均」が持つ意味は次の通りです。
移動平均=本日を含めて過去N日間の株価の算術平均
※Nは計算日数。N=5,N=25,N=75等が入る。
※主に株価終値の算術平均を取ります。
それではサンプルデータについて「移動平均」を計算して求めてみましょう。今回はサンプルデータ数が5個なので
「5日移動平均」を求めます。
サンプル株価 : 11207 , 11251 , 11153 , 11211 , 11308
5日移動平均 = ( 11207 + 11251 + 11153 + 11211 + 11308 ) ÷ 5
= 11226
11226円がサンプルデータの「5日移動平均」となります。
「移動平均」は、テクニカル分析を扱う書籍では必ずと言って良い程解説されています。それだけ普及しているテクニカル指数なのです。「移動平均」は相場のトレンドを確かめる以外にも応用が利くテクニカル指数です。「移動平均」の主な応用としては「ゴールデンクロス」「デッドクロス」「抵抗線」「移動平均乖離率」が挙げられます。これら応用例の詳細は別の機会に触れる予定です。今回は、概要だけ紹介したいと思います。
「短期移動平均」と「長期移動平均」を組み合わせて求めます。例えば「25日移動平均」と「75日移動平均」等です。「短期移動平均」が「長期移動平均」を下から追い越す時に「ゴールデンクロス」が形成されます。一般的には「ゴールデンクロス」が形成されると、上昇トレンドに突入すると考えられています。逆に、「短期移動平均」が「長期移動平均」を上から下回った時に「デッドクロス」が形成されます。一般的には「デッドクロス」が形成されると、下降トレンドに突入すると考えられています。
「長期移動平均」が上昇中の時、安値が「長期移動平均」に触れた途端に株価が反発する場合がよく見られます。逆に「長期移動平均」が下落中の時、高値が「長期移動平均」に触れた途端に株価が反落する場合がよく見られます。「長期移動平均」が一種の「壁」となっている為、「長期移動平均」が「抵抗線」と呼ばれる事があります。
「移動平均乖離率」とは、「移動平均」と日々の株価終値との離れ具合(乖離)の表した数字です。「移動平均乖離率」は次の式で計算します。
移動平均乖離率 = ( 移動平均 - 株価終値) ÷ 移動平均 × 100 (%)
「移動平均乖離率」を使って、「移動平均」より上に離れ過ぎた時または下に離
れ過ぎた時を見つけようと言う訳です。
「移動平均」は、株価の動きを滑らかな曲線に変えてトレンドを分かりやすくしてくれます。その一方で「実際の相場よりトレンドを捕まえるのが遅い」という問題を抱えています。株価の動きを滑らかにする事と引き換えに、反応が遅くなってしまうのです。「動きの滑らかさ」と「反応の遅さは」トレードオフの関係にあるのです。その為、トレンドの境目では「長期移動平均」「中期移動平均」と実際のトレンドの間で大きなずれが生じます。かといって「短期移動平均」を使うと、反応は速くなるものの、紛らわしい値動きに振り回されるという欠点があります。
こうした性質を踏まえると、時期と銘柄の特徴を分析して、ベストな「移動平均」を探し出せるかが勝利のカギと言えます。ベストな「移動平均」を探し出すには、高い熟練が求められます。しかも、せっかく求めた「移動平均」が将来の相場では通用しない事も多いのです。
次回は「移動平均」の応用である「ゴールデンクロス」「デッドクロス」について解説したいと思います。
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テクニカル分析のおさらい・ゴールデンクロス・デッドクロス
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